本文へスキップ

特定非営利活動法人平塚市精神障害者地域生活支援連絡会



平塚市障がい者自立支援協議会 地域生活支援部会 精神分科会  報告

1 年度当初の活動目標


下記の各事項に着目しながら、平塚市における精神保健福祉の諸課題の整理と、精神障がいのある方の地域生活の充実のための活動を行う。
①連携強化事業 ②地域移行支援強化事業 ③当事者に対する事業
④地域における精神保健福祉相談連絡会 ⑤精神障がい者の子育て支援事業

2 今年度の活動内容・成果


①連携強化事業および②地域移行支援強化事業に関わる活動
◎『精神障がいのある方のご自宅や地域での生活支援を考える連絡会』を実施
日時:平成25年7月27日
対象:訪問看護ステーション・ホームヘルパー・日中活動系事業所・精神科医療機関・地域包括支援センター
   ケアマネージャー・行政機関・相談支援事業所など
参加人数:41名
内容:・講義『社会とのつながりが途絶えている方と出会った時の支援について』
    講師 山田正夫先生(神奈川県精神保健福祉センター 精神科医師)
   ・事例報告 『平塚市における実践報告
           ~諸機関が連携して支援を展開している事例のご紹介~』
      助言者 山田正夫先生
      報告者 精神分科会委員
          (医療機関・行政機関・相談支援事業所などの立場より)
   ・グループディスカッション
      ~各地域の支援者間の顔の見える関係作りを兼ねた意見交換の場~

  ※2月15日に第二回の連絡会を実施する計画をしていたが、大雪のため中止した。


◎『高齢者支援機関と精神分科会との連絡会』の開催
・平塚市 25年5月20日 25年8月22日 25年11月28日 26年2月27日
・大礒町、二宮町 25年6月14日 25年9月13日 25年11月28日
         *3月14日に開催予定
・内容:事例検証、情報交換など
・参加者:各市町の地域包括支援センター、高齢者福祉担当課および相談支援事業所、
     精神分科会委員(医療機関ソーシャルワーカー、保健福祉事務所など)


◎地域連携のための連絡票の普及のための病院訪問
・相州病院、愛光病院、みくるべ病院、曽我病院の各病院に、連絡票のご説明に伺った。
 今後、平塚および茅ヶ崎の保健福祉事務所が行う地域医療福祉機関連絡会で平塚と茅ヶ崎の医療機関への普及を図り、協力を仰ぐ予定。


◎『精神保健福祉分野における日中活動系事業所の連絡会』の開催
日:平成25年12月13日(金)
対象:就労移行支援事業所・就労継続支援B型事業所・地域活動支援センター・精神科デイケア・保健福祉事務所・市障がい福祉課・相談支援事業所など
参加者:13機関より18名出席
内容:①自立支援協議会の鰹づ紹介
   ②各事禦所の紹介と情報共有
   ③今後の当会の開催に関する意見交換



3.今年度の課題及び来年度の活動予定


(1)年度途中で、本協議会から精神分科会に参加して頂く委員の方への連絡が行き届かず、精神分科会の構成員が曖昧になってしまった。
(2)精神分科会の事務局(市障がい福祉課およびほっとステーション平塚の各担当者)が精神分科会運営に関する打合せや事業の準備をする時間を確保できなくなってきている。
(3)次年度は、各事業等の開催頻度を調整しながら、今年度と同様の事業を継続する見込み。その他の事業については、現在、精神分科会の定例会で検討中。
   年度当初の検討内容に挙げている、当事者に対する事業では、生活スキルを高めるための講座などの企画ができないかとの意見が、分科会委員から上がっている。
   また、計画相談支援やセルフケアプランに関する様々な議論がある中、当事者のセルフマネジメントに寄与するための研修会の必要性などの意見もある。
   精神障がい者の子育てに関する支援については、平塚児童相談所ができることもあるので、早期に連携強化のための取り組みをする必要がある。



前のページへ戻る